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M&A資格比較

M&A資格の割引は受講料と入会金にある。対象と期限

先に結論

M&A関連資格の割引は、受験料ではなく講座の受講料と協会の入会金に設けられています(2026年10月14日確認)。金融財政事情研究会のM&Aシニアエキスパート養成スクールは132,000円(10%消費税込)に対して特別価格92,400円、日本M&Aアドバイザー協会は入会金33,000円(税込)が無料になる条件を示しています。いずれも申し込みより前に手続きや期限の条件があり、金融財政事情研究会は「通常価格の講座をお申込みいただいた場合には、特別価格は適用されません。」と記載しています。

この記事の結論

  1. 01

    割引があるのは講座型の受講料と会員型の入会金で、検定型の受験手数料には割引の記載がない。金融財政事情研究会の種目別ガイドは、金融業務3級 事業承継・M&Aコースの受験手数料5,500円、金融業務2級 事業承継・M&Aコースの受験手数料7,700円(いずれも税込)を示すのみで、会員価格・団体割引の記載がない(2026年10月14日確認)。

  2. 02

    M&Aシニアエキスパート養成スクールの受講料は、132,000円に対して特別価格が2区分ある。M&A支援機関協会会員・日本M&Aセンター業務提携金融機関・日本M&Aセンター理事会員は92,400円、BATONZパートナープログラム会員は105,600円(いずれも10%消費税込、金融財政事情研究会 KINZAI Webアカデミー、2026年10月14日確認)。

  3. 03

    金融財政事情研究会のWeb講義は、特別価格を使う順序を間違えると取り返せない。きんざいWebアカデミーマイページの「特別価格対象確認」ボタンから申請し、確認には通常2〜4営業日かかり、承認後に申込ボタンが押せるようになる。同ページは「通常価格の講座をお申込みいただいた場合には、特別価格は適用されません。」「申込手続きが完了すると、キャンセルや申込内容の変更は一切できません。」と記載している(2026年10月14日確認)。

  4. 04

    日本M&Aアドバイザー協会の入会金33,000円(税込)の免除は、2つのページで条件の書き方が違う。「JMAA正会員について」は「ただし、M&Aアドバイザー養成講座受講修了2週間以内は無料」、「JMAA認定資格について」は「修了試験ご案内日より2週間以内のお申し込み頂く場合に限り、入会金及び月会員費3カ月が無料となります。(63,000円相当)」と記載している(いずれも2026年10月14日確認)。

  5. 05

    事業承継士の資格取得講座には11,000円(10,000円+消費税)の割引が2種類ある。早期割引は「各講座開始日の2ヶ月前の同日までにお申込、お支払いを完了された方」が対象で完全ビデオコースには「早割はありません」と記載される一方、ガイダンスセミナー割引は「ガイダンスセミナーに出席して2週間以内にお申込・ご入金を頂いた場合」が条件で、対象コースを限定する記載がない(事業承継センター株式会社、2026年10月14日確認)。

01

M&A関連資格の割引はどの費用に付く?

割引の性格は資格の型によって違います(2026年10月14日確認)。講座型は所属先の区分や申込時期による受講料の値引き、会員型は入会のタイミングによる入会金の免除で、条件の確認先も期限の数え方も別物です。検定型の受験手数料には、確認した公式ページに割引の記載がありません。

M&A関連資格の割引・特別価格と申込前の手続き(単位:円、金額は税込。日本経営管理協会の入会費用は原典に税区分の記載なし。2026-10-14確認)
資格(運営団体)割引の対象になる費用割引前の金額割引後の金額対象者申込前の手続きと期限
M&Aシニアエキスパート(金融財政事情研究会)養成スクール受講料132,000円92,400円M&A支援機関協会会員、日本M&Aセンター業務提携金融機関、日本M&Aセンター理事会員マイページの「特別価格対象確認」ボタンから申請。確認は通常2〜4営業日。承認後に申込ボタンが押せる
M&Aシニアエキスパート(金融財政事情研究会)養成スクール受講料132,000円105,600円BATONZパートナープログラム会員マイページの「特別価格対象確認」ボタンから申請。確認は通常2〜4営業日
事業承継シニアエキスパート(金融財政事情研究会)Web講義受講料132,000円92,400円日本M&Aセンター業務提携金融機関、日本M&Aセンター理事会員(BATONZ区分の記載なし)マイページの「特別価格対象確認」ボタンから申請。確認は通常2〜4営業日
JMAA認定M&Aアドバイザー(日本M&Aアドバイザー協会)入会金33,000円0円養成講座を受講修了して正会員に入会する人正会員ページは「養成講座受講修了2週間以内」、認定資格ページは「修了試験ご案内日より2週間以内」と記載(起算日が異なる)
事業承継士(事業承継協会、講座は事業承継センター株式会社)資格取得講座の受講料330,000円319,000円(早期割引)教室コースの申込者(完全ビデオコースは「早割はありません」と記載)各講座開始日の2か月前の同日までに申込と支払いを完了
事業承継士(事業承継協会、講座は事業承継センター株式会社)資格取得講座の受講料330,000円319,000円(ガイダンスセミナー割引)ガイダンスセミナーに出席した申込者(対象コースを限定する記載なし)ガイダンスセミナーに出席して2週間以内に申込と入金(併用可否の記載なし)
M&Aスペシャリスト(日本経営管理協会)入会金・資格審査料・資格認定料スペシャリスト会員の合計38,000円スペシャリスト会員の欄に割引・会員価格の記載なしスペシャリスト会員の欄に対象の記載なし(準会員の欄に学生(大学院生を含む)の減額規定)減額を受けるための手続き・期限の記載なし(入会は申込フォームの案内のみ)
金融業務2級・3級 事業承継・M&Aコース(金融財政事情研究会)受験手数料7,700円・5,500円会員価格・団体割引の記載なし対象の記載なし種目別ガイドに手続きと期限の記載なし
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02

金融財政事情研究会の特別価格は申込前に何をする?

金融財政事情研究会のKINZAI Webアカデミーは、特別価格の利用に事前の対象確認を求めています(2026年10月14日確認)。手順は、きんざいWebアカデミーマイページのWeb講義申込画面で「特別価格対象確認」ボタンを押して申請し、確認結果がメールで通知され、承認後に「申込」ボタンが押せるようになる、という流れです。確認には通常2〜4営業日かかり、年末年始(12月26日〜1月4日)の申請分は1月5日以降に順次確認されると案内されています。

ここで順序を間違えると金額を直せません。金融財政事情研究会は「通常価格の講座をお申込みいただいた場合には、特別価格は適用されません。」と明記し、Web講義について「申込手続きが完了すると、キャンセルや申込内容の変更は一切できません。」と記載しています(いずれも2026年10月14日確認)。対象区分に心当たりがあるなら、申込ボタンを押す前に対象確認を終わらせる必要があります。

会場開催はキャンセルの扱いが異なります。金融財政事情研究会の第103回・第104回M&Aシニアエキスパート養成スクールの案内は、「申込をキャンセルされる場合にはキャンセル締切日(開催日5営業日前)までご連絡ください。」「受講料および受験料は返金手数料(実費)を差し引いて返金いたします。」「キャンセル締切日以降のキャンセルの場合は受講料の返金はいたしません。」と記載しています(2026年10月14日確認)。会場開催は締切日前なら返金の道がある一方、Web講義は申込完了後に戻せません。

03

JMAAの入会金はどの条件で無料になる?

日本M&Aアドバイザー協会の入会金は33,000円(税込、入会時のみ)で、免除の条件が2つのページで別の書き方になっています(2026年10月14日確認)。金額に直結する差なので、両方の原文を並べます。

違いは3点あります。1点目は起算日で、正会員ページは「養成講座受講修了」、認定資格ページは「修了試験ご案内日」を起点にしています。2点目は無料になる範囲で、正会員ページは入会金のみ、認定資格ページは入会金と月会員費3カ月(63,000円相当)です。3点目は講座名の表記で、正会員ページは「M&Aアドバイザー養成講座」、認定資格ページは「M&Aアドバイザー開業・養成講座」、講座の案内ページは「M&A実務スキル養成講座」と書かれています。どちらの条件が適用されるかで初年度の負担が変わるため、本記事では割引後の総額を1つに確定させていません。

日本M&Aアドバイザー協会のM&A実務スキル養成講座の受講料は「お1人様 198,000円(税込、修了試験料込)」で、割引・早期申込割引・会員価格の記載はありません(2026年10月14日確認)。会費には区分があり、正会員ページは月額会費11,000円/月(税込)、認定資格ページは月会費「10,000円(税抜)」「30,000円(税抜、従業員30名以上の組織)」と記載しています。会費は「入会時に一年分を一括してお支払ください。」「*途中退会した場合でも会費をお返しすることはいたしません。」と案内されています。資格取得までの流れはJMAA認定M&Aアドバイザーの費用と取得条件で整理しています。

04

事業承継士の割引は2種類。いつまでに申し込む?

事業承継士 資格取得講座の割引は、早期割引とガイダンスセミナー割引の2種類で、いずれも10,000円+消費税(11,000円)です(事業承継センター株式会社、2026年10月14日確認)。案内は早期割引を「早期割引(10,000円+消費税、各講座開始2ヶ月前までにお申込・ご入金を頂いた場合)」、受講料欄の注記で「各講座開始日の2ヶ月前の同日までにお申込、お支払いを完了された方には早期割引(11,000円(消費税込)が適用されます。」と記載しています。申込だけでなく支払いの完了までを期限内に求めている点が条件の要です。

もう1つのガイダンスセミナー割引は、出席が条件です。案内は「ガイダンスセミナー割引(10,000円+消費税、ガイダンスセミナーに出席して2週間以内にお申込・ご入金を頂いた場合)」「ガイダンスセミナーに参加してから2週間以内に本講座を申込まれた場合は、受講料が1万円割引になります。」と記載しています(2026年10月14日確認)。早期割引の期限を過ぎた回でも、この割引は条件が別に書かれています。

コースの扱いは2つの割引で違います。完全ビデオコースについては「申込み期限なし ※早割はありません」と記載され、早期割引の対象外です。一方でガイダンスセミナー割引には、対象コースを限定する記載も、早期割引との併用可否の記載もありません。完全ビデオコースで11,000円を下げられるかは案内から確定できないため、申込前に事業承継センター株式会社へ確認してください。

2026年の教室コースのうち、11月東京教室コース(2026年11月14・15・21・22・23日)は「空席あり」と表示され、講座申込み期限は「2026年11月6日まで」、早割期限は「2026年9月14日まで」と記載されています(2026年10月14日確認)。同日時点で早期割引の期限は過ぎていますが、講座への申込自体はまだ受け付けられている表示です。受講料・受験料9,900円・入会金11,000円(いずれも税込)を足した取得時の総額と受講対象者は事業承継士の費用と受講資格で整理しています。

05

検定型の受験料に会員割引はある?

金融財政事情研究会の種目別ガイドには、受験手数料の会員価格・団体割引の記載がありません(2026年10月14日確認)。金融業務3級 事業承継・M&Aコースの受験手数料は5,500円、金融業務2級 事業承継・M&Aコースの受験手数料は7,700円(いずれも税込)で、いずれのページにも割引に関する記載が見つかりませんでした。

日本経営管理協会の入会費用にも「割引」「会員価格」という表記はありませんが、減額と特例の規定が記載されています(2026年10月14日確認)。準会員の入会金・資格審査料・資格認定料に注記が付き「学生(大学院生を含む)が取得する場合は、入会金2,000円、審査料・認定料はともに、1,000円とする。」、年会費について「経営管理士(正会員)については、資格取得時の年会費は半額とする。」、入会時期について「経営管理士(正会員)、スペシャリスト会員、賛助会員が期の途中で入会する場合は月割計算とする。」と記載されています。M&Aスペシャリストに対応するスペシャリスト会員の入会費用は合計38,000円、年会費は33,000円で、このページには消費税の表記がありません。

再受験の割引も確認できません。検定型は受け直すたびに受験手数料がかかり、再受験の割引は確認した公式ページに記載がありません。申込・変更・キャンセルの期限と手数料はM&A資格の申込手順で整理しています。

06

割引を使えた場合と使えなかった場合で総額はどう変わる?

割引の有無で動くのは取得時の総額です(2026年10月14日確認)。確定できる差額が最も大きいのは金融財政事情研究会の特別価格の39,600円で、日本M&Aアドバイザー協会は入会金のみ無料の記載なら33,000円、入会金と月会員費3カ月が無料の記載では金額が確定できません。

取得時の総額の比較(単位:円、税込、割引なしは一般区分、2026-10-14確認)
資格割引なしの取得時総額割引が適用された場合差額
M&Aシニアエキスパート143,000103,400(特別価格92,400+受験料11,000)39,600
M&Aシニアエキスパート(BATONZパートナープログラム会員の区分)143,000116,600(特別価格105,600+受験料11,000)26,400
事業承継シニアエキスパート143,000103,400(会員特別価格92,400+受験料11,000)39,600
JMAA認定M&Aアドバイザー(入会金のみ無料の記載・月額会費11,000円の区分)363,000330,000(講座198,000+会費1年分132,000)33,000
JMAA認定M&Aアドバイザー(入会金と月会員費3カ月が無料の記載)363,000確定できない確定できない
事業承継士(教室コースで早期割引またはガイダンスセミナー割引が適用された場合)350,900339,900(受講料319,000+受験料9,900+入会金11,000)11,000
金融業務2級 事業承継・M&Aコース7,700割引の記載なし記載なし
金融業務3級 事業承継・M&Aコース5,500割引の記載なし記載なし
07

申し込む前に確認する6項目

割引は、申込ボタンを押した後では直せない費用です。順序を固定しておくと取りこぼしが減ります。

  • 自分の所属先が特別価格の対象区分(M&A支援機関協会会員、日本M&Aセンターの業務提携金融機関または提携金融機関、日本M&Aセンター理事会員、BATONZパートナープログラム会員)に当たるかを、申込より前に確認する
  • 金融財政事情研究会のWeb講義は、マイページの「特別価格対象確認」を申請し、通常2〜4営業日の確認結果を待ってから申込ボタンを押す(通常価格で申し込むと特別価格は適用されないと明記されている)
  • 会場開催を選ぶ場合は、キャンセル締切日(開催日5営業日前)と返金手数料(実費)の扱いを申込前に読む
  • 日本M&Aアドバイザー協会の入会金免除は、起算日が「養成講座受講修了」と「修了試験ご案内日」の2通りで記載されているため、どちらで運用されるかを協会に確認する
  • 事業承継士は、希望する回の早割期限を過ぎていないかを確認し、過ぎている場合はガイダンスセミナー割引の条件と対象コースを事業承継センター株式会社に確認する
  • 検定型(金融業務2級・3級)は受験手数料に割引の記載がないため、割引を前提にせず受験回数を1回で済ませる学習計画を立てる
08

注意点・よくある失敗

  • 「会員価格」を自社が当然に使えると思い込む。金融財政事情研究会の特別価格は所属先の区分に紐づくもので、同ページは通常価格で申し込んだ場合に特別価格は適用されないと明記しています。
  • Web講義と会場開催のキャンセル規定を同じものとして扱う。Web講義は申込完了後の変更が一切できず、会場開催は締切日前なら返金手数料を差し引いて返金される、という違いがあります。
  • 日本M&Aアドバイザー協会の入会金免除を無条件と読む。2つのページで起算日と無料の範囲が違い、月会員費3カ月まで無料になる記載は認定資格ページ側にあります。
  • 事業承継士の割引を早期割引だけだと考える。ガイダンスセミナーに出席して2週間以内に申込・入金する場合の割引が別に記載されており、早割期限を過ぎた回でも条件が残っている可能性があります。
  • 割引額だけで資格を選ぶ。差額39,600円は受講料に対するもので、年会費が続く会員型と、受験料だけで完結する検定型では、5年後の総額の差のほうが大きくなります。

よくある質問

金融財政事情研究会の種目別ガイドには、金融業務3級 事業承継・M&Aコース(受験手数料5,500円)と金融業務2級 事業承継・M&Aコース(受験手数料7,700円)のいずれにも、会員価格・団体割引・割引の記載がありません(いずれも税込、2026年10月14日確認)。割引があるのは講座型の受講料と会員型の入会金です。

金融財政事情研究会のKINZAI Webアカデミーは「通常価格の講座をお申込みいただいた場合には、特別価格は適用されません。」と記載しています(2026年10月14日確認)。Web講義は申込手続きの完了後にキャンセルや申込内容の変更が一切できないため、対象確認は申込ボタンを押す前に済ませる必要があります。

事業承継士 資格取得講座の案内は、完全ビデオコースについて「申込み期限なし ※早割はありません」と記載しており、早期割引の対象外です(事業承継センター株式会社、2026年10月14日確認)。もう1つのガイダンスセミナー割引には対象コースを限定する記載がなく、早期割引との併用可否の記載もないため、完全ビデオコースに適用されるかは案内から確定できません。

日本M&Aアドバイザー協会は、正会員ページで「M&Aアドバイザー養成講座受講修了2週間以内は無料」、認定資格ページで「修了試験ご案内日より2週間以内のお申し込み頂く場合に限り、入会金及び月会員費3カ月が無料となります。(63,000円相当)」と記載しています(いずれも2026年10月14日確認)。起算日と無料になる範囲が異なるため、申込前に協会へ確認してください。

中小企業庁が創設を目指す中小M&A資格試験の受験料は、2026年10月14日時点で公表されていません。中小企業庁は2026年5月1日に「令和7年度補正中小企業活性化・事業承継総合緊急支援事業(中小M&A資格試験実施事業)」の委託先として株式会社銀行研修社を採択した結果を公表していますが、そのページに受験料や割引の記載はありません。

一次資料・参考資料

更新・訂正履歴

  1. 初回公開

    公開時に、記載の数値・制度情報を一次資料・公式情報で確認しました。

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