先に結論
事業承継アドバイザー3級(銀行業務検定協会)と金融業務3級 事業承継・M&Aコース(金融財政事情研究会)は、受験料5,500円(税込)・50問・100点満点中60点以上が同じ別団体の試験で、前者は120分で5事例10問を含み、後者は100分の四答択一式です(CBT-Solutions 受験者ポータル、2026-10-29確認)。認定名称と「社外承継(M&A)の実務」の柱があるのは後者です。どちらも上位講座の受講資格にならないため、職場の指定名称を先に確認してください。

この記事の結論
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事業承継アドバイザー3級と金融業務3級 事業承継・M&Aコースは主催が違う。事業承継アドバイザー3級は銀行業務検定協会、金融業務3級 事業承継・M&Aコースは一般社団法人金融財政事情研究会。名称が似ていても、運営主体・認定・問題集はそれぞれ別です。
- 02
試験構成が違う。事業承継アドバイザー3級は120分で「基本知識40問/技能・応用 5事例10問」、金融業務3級は100分で「四答択一式50問」で、合格基準はどちらも100点満点で60点以上(CBT-Solutions 受験者ポータル、2026-10-29確認)。
- 03
支払額のルールが違う。事業承継アドバイザー3級は「1申込につき、事務手数料330円(10%消費税込)別途発生」と決済方法を限定せずに案内。金融業務3級は受験者ポータルの案内で、コンビニエンスストア決済およびPay-easy決済の場合に事務手数料297円(税込)がかかる(2026-10-29確認)。
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予約ルールが違う。受験者ポータルの記載は、事業承継アドバイザー3級が「何回でも受験予約可能」、金融業務3級が「同じ種目について、受験日の翌日から起算して5日間は、2度目の受験はできません」(2026-10-29確認)。
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認定名称があるのは金融業務3級(事業承継・M&Aベーシック)だけだが、その合格は受験者ポータルの資格認定欄に「受講資格とはなりません」と明記されている。事業承継・M&A分野の検定からシニアエキスパート講座の受講資格に直結するのは金融業務2級の合格で、3級どうしの比較では段階の差はつかない(受講資格には実務経験などの別ルートもある)。
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級 事業承継・M&Aコースは何が違う?(最終確認日:2026-10-29)
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級 事業承継・M&Aコースは、受験料5,500円(税込)と合格基準60点以上が同じで、試験時間・出題形式・事務手数料・再受験ルール・認定名称が違います(CBT-Solutions 受験者ポータル、2026-10-29確認)。
| 比較軸 | 事業承継アドバイザー3級 | 金融業務3級 事業承継・M&Aコース |
|---|---|---|
| 主催団体 | 銀行業務検定協会 | 一般社団法人金融財政事情研究会 |
| 試験日程 | 2026年4月27日(月)〜2027年3月31日(水)(2026年度分。申込は2026年4月24日10:00〜2027年3月28日23:59) | 通年実施 |
| 受験資格 | 「どなたでも受験可能」 | 「受験資格は特にありません」 |
| 受験料(税込) | 5,500円 | 5,500円 |
| 事務手数料 | 「1申込につき、事務手数料330円(10%消費税込)別途発生」 | コンビニエンスストア決済およびPay-easy決済の場合に297円(税込) |
| 試験時間 | 120分 | 100分 |
| 出題形式 | 「CBT四答択一式〈一部事例付〉50問」 | 四答択一式50問 |
| 出題数の内訳 | 基本知識40問/技能・応用 5事例10問 | 内訳の公表なし(50問すべて択一) |
| 合格基準 | 100点満点中60点以上 | 100点満点で60点以上 |
| 出題範囲の柱 | 事業承継の基本知識/事業承継と金融実務/その他関連知識等 | 事業承継の事前準備等/親族内・従業員承継の実務/社外承継(M&A)の実務/コンサルティングの実務 |
| 予約・再受験 | 申込日より3日目以降を予約可能。「何回でも受験予約可能」 | 受験日の翌日から起算して5日間は2度目の受験不可(当日欠席は適用外) |
| 結果通知 | 即時判定。全受験者にスコアレポート・出題項目一覧が配布。合格証書は翌日以降にマイページからダウンロード | 試験終了後その場でスコアレポートが手交。認定証は試験日の翌日以降にマイページからPDF形式で出力 |
| 認定名称 | 確認した公式ページに記載なし | 事業承継・M&Aベーシック |
| 法令基準日 | 確認した公式ページに記載なし | 問題文に特に指示のない限り、2026年7月1日現在施行の法令等 |
| 上位講座の受講資格 | 確認した公式ページに記載なし | 受験者ポータルの資格認定欄に「受講資格とはなりません」と明記 |
| 上位の級 | 銀行業務検定のCBT種目一覧に2級の掲載なし(2026-10-29確認) | 金融業務2級 事業承継・M&Aコース(7,700円) |
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級は、受験料5,500円と合格基準60点以上が同じでも、比較表で差がつく行が10行以上あります(2026-10-29確認の受験者ポータルの記載による)。以下では「主催」「試験の中身」「お金と予約」「合格後の名称と段階」の4つに分けて、どの立場の人がどちらを選ぶべきかまで落とし込みます。
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どちらの3級に5,500円を使うかを決める前に、国の新しい試験が想定する領域で自分の現在地を20問で確かめておくと、入門の次に進む方向を選ぶ材料になります(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級の主催団体はどう違う?
事業承継アドバイザー3級は「銀行業務検定試験」の一種目で、主催は銀行業務検定協会です。金融業務3級 事業承継・M&Aコースは「金融業務能力検定」の一種目で、主催は一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)です。どちらもCBT-Solutionsの受験者ポータルから申し込みますが、問題集・認定・上位段階の設計はそれぞれの団体に属します。
主催団体の違いによる実務上の影響は2つあります。
- 職場の指定:金融機関では、資格手当や昇格要件に団体名まで含めて種目が指定されていることがあります。似た名称の別団体の試験に合格しても要件を満たさない場合があるため、受験の前に指定の正式名称を確認してください。
- 学習教材:問題集は団体ごとに別です。金融業務3級には「金融業務3級 事業承継・M&Aコース試験対策問題集」が対応する問題集として案内されています(金融財政事情研究会 事業承継・M&A、2026-10-29確認)。片方の問題集でもう片方を対策する前提は立てられません。
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級の試験構成はどう違う?
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級は問題数50問と合格基準60点以上が同じで、事業承継アドバイザー3級だけが50問のうち10問を5つの事例に紐づく「技能・応用」として出題します(CBT-Solutions 受験者ポータル、2026-10-29確認)。事業承継アドバイザー3級には設例を読んで複数の設問に答える形式が含まれ、金融業務3級は50問すべてが四答択一式です(CBT-Solutions 受験者ポータル、2026-10-29確認)。試験時間の差20分(120分と100分)がどの出題に割り当てられているかは、どちらの受験者ポータルにも書かれていません。1問あたりの持ち時間は単純計算で2.4分と2.0分ですが、事例の読解に時間を取られるため、事業承継アドバイザー3級の余裕がそのまま20分増えるわけではありません(試験時間は両試験の受験者ポータルの記載、2026-10-29確認)。知識を一問一答で確認したい人には金融業務3級の構成が、設例を読んで判断する練習をしたい人には事業承継アドバイザー3級の構成が合います。
出題範囲の柱も切り方が違います。事業承継アドバイザー3級は「事業承継の基本知識」「事業承継と金融実務」「その他関連知識等」の3本で、金融機関の関与を「金融実務」として柱に立てています。金融業務3級は「事業承継の事前準備等」「親族内・従業員承継の実務」「社外承継(M&A)の実務」「コンサルティングの実務」の4本で、承継の型(親族内・従業員・社外)と、相談を進めるコンサルティングの流れで切っています。M&A(社外承継)を独立した柱として掲げているのは金融業務3級だけです。どちらも分野別の配点は公表されていないため、特定の柱だけで60点を取る設計の可否は公表情報からは判断できません。
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級の支払額と再受験ルールはどう違う?
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級の受験料はどちらも5,500円(税込)ですが、事務手数料を含めた支払額と受け直しのルールが違います(CBT-Solutions 受験者ポータル、2026-10-29確認)。
- 事務手数料の発生条件:事業承継アドバイザー3級の受験者ポータルは「※1申込につき、事務手数料330円(10%消費税込)別途発生。」と、決済方法の限定なしで案内しています。事業承継アドバイザー3級の1回の申込の支払額は5,830円(受験料5,500円+事務手数料330円、受験者ポータルの金額から計算)です。金融業務3級の受験者ポータルは「コンビニエンスストア決済およびPay-easy決済の場合は、受験手数料に加えて、事務手数料297円(税込)をご負担いただきます」と、決済方法を限定した書き方です。金融業務3級のそれ以外の決済方法については、事務手数料の記載がありません。
- 予約の起点:事業承継アドバイザー3級は申込日より3日目以降、金融業務3級は受験日の属する月を含んで4カ月前の月初から受験日の3日前まで予約できます(各受験者ポータル、2026-10-29確認)。
- 受け直し:事業承継アドバイザー3級は「何回でも受験予約可能」。金融業務3級の受験者ポータルには「同じ種目について、受験日の翌日から起算して5日間は、2度目の受験はできません」とあります(当日欠席の場合は適用されません)。不合格の直後に再挑戦の予約を入れられるのは事業承継アドバイザー3級です。
- 変更・キャンセル:どちらも受験日の3日前まで可能です(各受験者ポータル、2026-10-29確認)。事業承継アドバイザー3級は入金後のキャンセルに手数料が発生し、金融業務3級は受験料が10,000円未満の場合のキャンセル料が1,100円(税込)です(金融業務3級の受験者ポータル)。
- 実施期間:金融業務3級は通年実施。事業承継アドバイザー3級は2026年度分の日程(2027年3月31日まで)が区切られています(受験者ポータル、2026-10-29確認)。
2回受ける前提の支払額は、事業承継アドバイザー3級が5,830円×2=11,660円、金融業務3級が受験料だけなら11,000円(コンビニエンスストア決済・Pay-easy決済では297円×2が加わります)です(各受験者ポータルの金額から計算、2026-10-29確認)。差は小さいものの、不合格の直後に次の予約を入れられるのは事業承継アドバイザー3級だけです。資格ごとの費用の全体像はM&A資格の費用比較にまとめています。
申し込む前に金額そのものも確認してください。金融財政事情研究会のお知らせ一覧には「金融業務能力検定・サステナビリティ検定 受験手数料の改定に関するお知らせ」(2026年10月15日)という見出しが掲載されていますが、リンク先のページはシステムメンテナンスのため2026年10月29日時点で本文を確認できず、どの種目がいくらになるかは確認できていません。同じ2026年10月29日時点で、金融業務3級の受験者ポータルの受験料欄は5,500円のみで、改定の注記はありません。上位の金融業務2級 事業承継・M&Aコースの受験者ポータルには「7,700円(当初受験申込日を基準として、2027年4月1日以降の受験申込から8,250円)」と記載されています。
金融業務3級の事業承継・M&Aベーシック認定は上位講座の受講資格になる?
金融業務3級に合格すると「事業承継・M&Aベーシック」の認定が付与され、試験日の翌日以降に認定証をマイページからPDF形式で出力できます。事業承継アドバイザー3級は、確認した受験者ポータルに認定名称の記載がなく、合格者は合格証書をマイページからダウンロードする形です。
事業承継・M&Aベーシックの認定は、上位講座への入口ではありません。金融業務3級の受験者ポータルの資格認定欄には「「金融業務3級 事業承継・M&Aコース」の合格(事業承継・M&Aベーシックの認定)は、「M&Aシニアエキスパート養成スクール(認定講座)」「事業承継シニアエキスパート養成スクール(認定講座)」の受講資格とはなりません。」と明記されています(2026-10-29確認)。事業承継アドバイザー3級についても、両養成スクールの受講資格の各項に名称は挙がっていません(金融財政事情研究会 KINZAI Webアカデミー、2026-10-29確認)。
| 段階 | 検定・講座 | 受験料・受講料(税込) | 上位講座の受講資格になるか |
|---|---|---|---|
| 段階の外(銀行業務検定協会) | 事業承継アドバイザー3級 | 5,500円+事務手数料330円 | 受講資格の各項に記載なし |
| ベーシック編(きんざい) | 金融業務3級 事業承継・M&Aコース | 5,500円 | 「受講資格とはなりません」と明記 |
| スタンダード編(きんざい) | 金融業務2級 事業承継・M&Aコース | 7,700円(2027年4月1日以降の受験申込から8,250円) | 合格で両養成スクールの受講資格を得られる旨が受験者ポータルに明記 |
| アドバンス編(きんざい) | 事業承継シニアエキスパート | Web講義受講料132,000円+受験料11,000円 | — |
| プロフェッショナル編(きんざい) | M&Aシニアエキスパート | Web講義受講料132,000円+受験料11,000円 | — |
「ベーシック編」から「プロフェッショナル編」までの4段階は金融財政事情研究会が自社の事業承継・M&A関連ページで示している区分で、事業承継アドバイザー3級は別団体の種目のためこの区分には含まれません(金融財政事情研究会 事業承継・M&A、2026-10-29確認)。
両養成スクールの受講資格は複数の項が並んでいて、検定の合格はそのうちの1つです。事業承継シニアエキスパート養成スクールは「事業承継・M&Aエキスパート認定者(試験合格者)」のほかに、「弁護士・税理士・公認会計士・司法書士・中小企業診断士」「銀行・信用金庫・信用組合・証券会社・生命保険会社において法人営業経験が1年以上あり、現在も在籍中の方」「会計事務所等で1年以上の実務経験があり、現在も在籍中の方」「1級ファイナンシャル・プランニング技能士」を受講資格として挙げています。M&Aシニアエキスパート養成スクールは法人営業経験と会計事務所等の実務経験が5年以上になり、「事業承継シニアエキスパート認定者(試験合格者)」と「一般社団法人M&A支援機関協会会員役職員」が加わります(金融財政事情研究会 KINZAI Webアカデミー、2026-10-29確認)。銀行・信用金庫・信用組合に在籍して法人営業の経験がある方は、検定を受けなくても受講資格の項に該当する場合があります。
事業承継・M&A分野の検定からこの受講資格に直結するのは、金融業務2級 事業承継・M&Aコースの合格で得られる事業承継・M&Aエキスパートの認定で、2つの3級はどちらもその経路になりません。したがって「上位に進みたいからどちらの3級を選ぶか」という問いは成立しません。上位を目指すなら、まず自分が実務経験などの項で受講資格に該当しないかを確認し、該当しなければ3級を飛ばして2級から入る方が回り道になりません。3級と2級のどちらから入るかは金融業務3級 事業承継・M&Aコースの記事、2級の中身は金融業務2級 事業承継・M&Aコースの記事で扱っています。
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級、立場別にどちらを申し込むべき?
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級のどちらを申し込むかは、職場の指定、上位講座へ進む予定、出題範囲の柱の順に確認すると決まります。
| あなたの立場 | 選ぶ試験 | 理由 |
|---|---|---|
| 職場の資格手当・昇格要件に種目名が指定されている | 指定された種目 | 団体が違う別の試験のため、片方の合格でもう片方の要件は満たせない。正式名称を人事の規程で確認する |
| 銀行・信用金庫・信用組合で、融資・保証を絡めた承継相談を受ける | 事業承継アドバイザー3級 | 出題範囲の柱に「事業承継と金融実務」を置き、設例形式の技能・応用10問を含む |
| 承継の相談で「M&A(社外承継)」の選択肢まで説明したい | 金融業務3級 事業承継・M&Aコース | 「社外承継(M&A)の実務」を独立した柱として掲げるのはこちらだけ |
| 名刺や社内申請に使える認定名称がほしい | 金融業務3級 事業承継・M&Aコース | 事業承継・M&Aベーシックの認定証がPDFで出力できる。事業承継アドバイザー3級は認定名称の記載がない |
| 短期間に繰り返し受けて早く通したい | 事業承継アドバイザー3級 | 「何回でも受験予約可能」。金融業務3級は5日間の再受験制限がある |
| 将来シニアエキスパートに進む可能性がある | どちらでもなく金融業務2級 | 3級はどちらも受講資格にならない。2級の合格が両養成スクールの受講資格になる。先に実務経験などの項で受講資格に該当しないか確認する |
迷ったときの順序は3段階です。第1に職場の指定名称、第2に上位講座へ進む予定の有無(あるなら2級)、第3に出題範囲の柱(金融実務かM&Aか)と試験の構成(事例ありか択一のみか)です。どちらも受験資格はなく、金融機関に在籍していなくても申し込めます。金融機関に在籍している方の資格の組み立て全体は銀行員・金融機関のM&A資格、信用金庫・地方銀行の立場は信金・地銀職員のM&A資格で整理しています。
中小企業庁が委託して実施される中小M&A資格試験と2つの3級の間に、免除・優遇の関係は確認できた公表資料には見当たりません。中小M&A資格試験は、中小企業庁の企画競争募集要領(2026年3月27日)で「仲介者・FA等のM&A専門業者又は支援機関(金融機関、士業等専門家、M&Aプラットフォーム等)に所属する仲介・FA業務に関わる者、並びに今後中小M&Aの仲介・FA業務を行おうとする者を主な受験対象とする。」とされています。2つの3級とは別制度で、試験日・受験料は2026年10月29日時点で未公表です(中小企業庁の公表資料で確認)。3級の先にM&A支援の仕事を見据えているなら、新しい試験の領域で自分の現在地を無料の20問診断で確かめておくと、3級の次に何を学ぶかを決める材料になります(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。
注意点・よくある失敗
- 名称が似ているため、職場で指定されている種目と別団体の試験に申し込む。銀行業務検定協会と金融財政事情研究会は別の主催で、合格の互換性はありません。
- 受験料5,500円だけで比べて、事業承継アドバイザー3級は決済方法の限定なしで案内されている事務手数料330円が加わり、金融業務3級はコンビニエンスストア決済およびPay-easy決済の場合に297円が加わる点を見落とす(各受験者ポータル、2026-10-29確認)。
- 金融業務3級に落ちた翌日に再予約を入れようとする。金融業務3級は同じ種目について、受験日の翌日から起算して5日間は2度目の受験ができません(受験者ポータル、2026-10-29確認)。
- 「ベーシックの認定があるから上位講座に進める」と考える。受験者ポータルの資格認定欄に受講資格とはならない旨が明記されています。検定から進むなら2級です。
- 択一だけの対策で事業承継アドバイザー3級に臨む。事業承継アドバイザー3級は50問のうち10問が5つの事例に紐づく技能・応用です(受験者ポータル、2026-10-29確認)。
- 法令基準日を確認せずに古い教材を使う。金融業務3級は2026年7月1日現在施行の法令等が基準と受験者ポータルに明示されています。事業承継アドバイザー3級は確認した公式ページに基準日の記載がなく、教材の版の新しさを自分で確かめる必要があります。
- 手元のメモや古いページの金額のまま申し込む。金融業務2級 事業承継・M&Aコースの受験者ポータルには2027年4月1日以降の受験申込から8,250円になる旨が記載されており、申込の直前に受験者ポータルで金額を見直す必要があります(2026-10-29確認)。
よくある質問
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級に受験の順番の決まりはなく、どちらも受験資格がありません。職場の指定があればそれが先です。指定がなければ、融資・保証を絡めた金融実務と事例形式を重視するなら事業承継アドバイザー3級、M&A(社外承継)まで含めた承継の全体像と認定名称を重視するなら金融業務3級が先になります。
事業承継アドバイザー3級は、確認した受験者ポータル(2026-10-29確認)に認定名称の記載がなく、合格者はマイページから合格証書をダウンロードする案内です。認定名称が付与されるのは金融業務3級の側で、「事業承継・M&Aベーシック」です。
事業承継アドバイザーは、確認した銀行業務検定試験のCBT種目一覧(2026-10-29確認)に3級のみが掲載されています。段階を上がる設計があるのは、金融業務3級→2級→シニアエキスパートと続くきんざい側です。
事業承継アドバイザー3級と金融業務3級は、どちらも公式ページに合格率の記載がなく(2026-10-29確認)、数値では難しさを比べられません。合格基準は同じ60点以上で、違いは構成(事例10問を含む120分か、択一50問の100分か)だけです(各受験者ポータル)。設例の読解が苦手なら前者、暗記量が不安なら後者の方が負担に感じやすい、という程度の整理にとどまります。
中小M&A資格試験と2つの3級の間に免除や優遇の関係を示す公表資料は確認できておらず、どちらがより重なるかを示す公式資料もありません。新しい試験が主な受験対象に挙げているのは仲介・FA業務に関わる者で、M&A(社外承継)を柱に置く金融業務3級の方が領域として近い、という位置関係までです。
一次資料・参考資料
- 公式情報銀行業務検定試験 CBT事業承継アドバイザー3級(CBT-Solutions 受験者ポータル。試験内容の問い合わせ先・試験日程・申込期間・受験料・事務手数料・試験時間・出題形式・出題数の内訳・合格基準・出題範囲・受験資格・予約と変更の規定・電卓・結果通知)確認日:
- 公式情報金融業務3級 事業承継・M&Aコース -事業承継・M&Aベーシック認定試験-(CBT-Solutions 受験者ポータル。試験内容の問い合わせ先・受験料・予約可能期間・事務手数料・試験時間・出題形式・合格基準・出題範囲・再受験の制限・キャンセル料・持込み・結果通知・法令基準日・認定名称・上位講座の受講資格とはならない旨)確認日:
- 公式情報金融業務2級 事業承継・M&Aコース -事業承継・M&Aエキスパート認定試験-(CBT-Solutions 受験者ポータル。受験料と2027年4月1日以降の受験申込の金額・合格で両養成スクールの受講資格を得られる旨)確認日:
- 公式情報銀行業務検定試験 CBT種目一覧(CBT-Solutions。事業承継アドバイザーの級の掲載状況)確認日:
- 公式情報金融財政事情研究会 KINZAI Webアカデミー 事業承継シニアエキスパート(受講資格の全項・Web講義受講料・受験料)確認日:
- 公式情報金融財政事情研究会 KINZAI Webアカデミー M&Aシニアエキスパート(受講資格の全項・Web講義受講料・受験料)確認日:
- 公式情報金融財政事情研究会 事業承継・M&A(ベーシック編〜プロフェッショナル編の4段階・対応する検定と問題集)確認日:
- 公式情報金融財政事情研究会 お知らせ(「金融業務能力検定・サステナビリティ検定 受験手数料の改定に関するお知らせ」の見出しと日付。本文は確認日時点でメンテナンスのため未確認)確認日:
- 一次資料中小企業庁 中小M&A資格試験実施事業 企画競争募集要領(2026年3月27日)確認日:
更新・訂正履歴
- 最終確認
記載の数値・制度情報を、一次資料・公式情報で確認しました。
- 初回公開
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どちらの3級に5,500円を使うかを決める前に、国の新しい試験が想定する領域で自分の現在地を20問で確かめておくと、入門の次に進む方向を選ぶ材料になります(当メディア運営者が提供する無料サービスです)。
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